INTERVIEW
社員インタビュー
学業がメインの学生生活。
そこで見つけた好きな事・やりたい事を軸に就職活動を行いました。
大学院では、投手の投球動作分析、映像解析の研究を行っていました。中学生まで野球チームに所属していて、その後は選手としてはやっていませんでしたが、野球はもちろんスポーツが大好きだったので、研究室はスポーツ関連の研究一択で選びました。今振り返ると、社会人になったら好きなことを仕事にするのは難しいだろうと思っていたので、学生のうちに研究くらいは好きなことをしたい!という気持ちが強かったんだと思います。学生生活は研究や課題に追われる日々を過ごしていました。野球の映像解析、データ分析は、どんなスポーツにも活かせる内容だったので、この知識は今の自分の強みになっています。
就職活動では、やっぱり自分の好きなスポーツに関わる仕事をしたいという気持ちで、「スポーツ×IT」・「スポーツアナリスト」などのキーワードで企業を検索して調べました。スポーツテック関連の企業で新卒採用を行っている会社は少なかったので探すのに苦労しましたが、その中でライブリッツに出会いました。就職サイトも使わずに企業探しをしていたので、一般的な就職活動というものはしませんでした。
友人は学校推薦や大手企業の選考を受けていたので4月には内定が出ている人も多く、自分は4月から選考スタートだったため、周りに取り残されてしまうのではないかという不安がありましたね。でも、自分はやっぱりスポーツに関わる仕事がしたいという気持ちがブレなかったので、エントリーした企業に絞って挑戦することにしました。
選考は一次面談から全てリモートでした。自宅で面接を受ける事が出来たので緊張することなくリラックスできた反面、表情やしぐさがわかりづらいというデメリットもあり「今の回答はおかしくなかったかな?」と心配もあり、内定の連絡をもらうまでは、落ち着かなかったです。(苦笑)
ライブリッツへの入社の決め手は、プロ野球団やスポーツチームの勝利に貢献ができる仕事だと感じたからです。実際に球団の方々から要望を聞き、選手やコーチなどに使ってもらえるシステムを自分の手で開発できるというのはとても魅力的でした!
仕事をする中で大切にしていることは「自分の頭で考え、理解すること」。
ただ作業するのではなく、目的を理解して取り組むことを心がけています。
入社後はプロ野球球団の強化系(データ分析)プロジェクトに入り、システムの機能追加・改修等の開発をメインで担当しています。学生時代に少しプログラミングをやった経験があったのである程度の知識はありましたが、ライブリッツで使っているRuby on Railsは未経験だったので、最初はかなり苦戦しました。その中でも、依頼された業務をただこなすのではなく、「なぜこの機能が必要なのか、なぜこの画面にするのか」など、業務の目的を一度自分の頭で考えて整理してから取り組むようにしています。そうすることでシステムの全体像やお客様の課題もイメージできるので、要件にそった開発ができていると思います。
社会人になって、ビジネスマンとして仕事をする中で一番感じたことは「責任感」の大切さです。大学院での研究などは最終提出日に間に合うように自分のペースで進めていました。ちょっと疲れた日は明日やればいいかなと後回しにしてしまうこともありました…。。しかしライブリッツの仕事はチームで進めていくので、自分の作業が遅れると他のプロジェクトメンバーに迷惑がかかってしまいます。自分の経験不足で作業に時間がかかってしまうこともありますが、責任をもって期日を守ることが、まずは一番大切なことなのではないかと感じています。
またライブリッツはベンチャー企業なので色々なことにチャレンジできる環境だと聞いていましたが、本当に様々な業務に携わらせてもらうことができています。毎日新しい発見があり、自分の成長も少しずつ感じることができるようになってきました。
『システムは提供して終わりではない。提供した後にどのように使ってもらうかが大切。
システムを導入して業務フローが変わるなら、そこをサポートするところまでがコンサルタントの仕事』
これは社長の村澤さん(社内ではみんな「●●さん」と呼び合っています)から言われた言葉です。コンサルタントとしての真髄を表すものであり、とても心に響きました。
今は「作る」ことに精一杯になってしまい、実際にユーザーが「使っている」ところまでは想像ができていませんでした。コンサルタントの仕事のゴールはシステムの提供ではなく、システムを使うことでお客様の業務が便利になったり、効率化されて精度が上がったりして喜んでもらうことなんだと、改めて感じました。
今後は技術面でのスキルアップはもちろん、コンサルタントとしてユーザーの要望に応える事ができるよう、自分を磨きたいと思います。
将来的には、自分がファンである某プロ野球団のデータを自分で取って解析して・・・とアナリスト的な立場で改善提案ができるようになりたいと考えています。
就職活動中の皆さんへメッセージ
私はまだ社会人として経験が浅いのでこの仕事が本当に自分に合っているかは正直わかりません。
ただ、好きな事を仕事にできているので、毎日が楽しいです。開発中にうまくいかず、エラー原因も分からず悩んだり、先輩達との経験の差を感じて悔しい想いをすることもありますが、今は辛いという気持ちより“楽しい”という気持ちが勝ることが多いです。
就職活動中の学生の皆さんにアドバイスをさせていただくとしたら、2つお伝えしたいと思います。
1つ目は、今後何十年と働いていくことを考えた時「この仕事は、辛くなった時に乗り越えられるのか」を考えて企業選び、仕事選びをしていくと良いかもしれません。2つ目は、たくさんの企業を見て、たくさんの先輩社員の方々から話を聞いてみると良いと思います。そうすることで、広い視野をもって、幅広い選択肢の中から本当に自分がやりたい事を見つけられるのではないかと思います。